2019年02月19日

こんにちは!
ブログ担当の大川です。

ebay出品でわかりづらいことの一つ発送方法
これに、躊躇してしまう方も多いと思います。

日本人セラーが主に利用している日本郵便提供のサービス

”国際郵便”

「めんどくさい」「分かりづらい」

小さな郵便局では、局員の方もわからないなんてケースもあります。

先日発送したとき、「870円になりましたけど、これで合っておりますでしょうか?」と

言われてしまいました(笑)

でも、この”国際郵便”が一番安く楽に発送できる方法なのです。

他にも海外配送をしている業者は「DHL」「Fedex」「ヤマト運輸」など

たくさんありますが、ほとんどの日本人セラーはこの国際郵便を利用しています。

今日は、この発送方法を学んでいきましょう!

 

 

 

 

サービスの比較と料金

 

 

国際郵便には以下のようなサービスがあります。

主に雑誌やカードなどを扱う方:左表【書類 手紙・はがき 雑誌等を送る】
カメラや、雑貨などを扱う方:右の表【荷物(小包)を送る】

詳しくはこちらをご覧ください。https://www.post.japanpost.jp/int/download/index.html#jyouken
細かい国別の一覧表のPDFをダウンロードできます。

 

 

 

日本人セラーがよく使う発送方法は次の3つ

 

■国際スピード郵便(EMS)

・到着までの日数:2~4日程度

・地域区分:
第1地帯 アジア
第2地帯 北中米・中近東・オセアニア
第3地帯 ヨーロッパ
第4地帯 南米・アフリカ
それぞれの地域によって料金が変わります。

 

 

 

・500gまでは同料金、1.0kgまでは100g、2.0kgまでは250g、6.0kgまでは500g、7.0kg以上は1kg単位の重量で送料が変わります。

 

 

 

・損害賠償制度
商品価格2万円までは、保険料無料

商品の価格が2万円を超える場合は商品価格額を記入すると補償されるが
その後2万円ごとに50円の追加料金が発生する。(最高額200万円)

 

 

 

・追跡番号
付帯します。郵便局のホームページより検索可能 https://trackings.post.japanpost.jp/services/srv/search/input

 

 

 

 

・海外配送情報が検索できる国・地域

 

 

 

・対象商品
商品価格6000円以上の商品
梱包後2.0kg以上ある商品
賞味期限などあり、早くお届けしたい商品

 

 

 

 

 

 

 

■国際eパケット

・到着までの日数:6~13日程度

・地域区分:
第1地帯 アジア
第2地帯 オセアニア・北米・中米・中近東・ヨーロッパ
第3地帯 南米・アフリカ

 

 

・損害賠償制度

商品価格6000円を限度とした実損額を無料で補償

 

 

・追跡番号
付帯します。郵便局のホームページより検索可能 https://trackings.post.japanpost.jp/services/srv/search/input

 

 

・一部の国で追跡可能

 

 

・対象商品
商品価格6000円以内の商品
梱包後2kg以内の商品

 

 

 

 

 

■国際eパケットライト

・到着までの日数:2~3週間程度

・地域区分:
第1地帯 アジア
第2地帯 オセアニア・北米・中米・中近東・ヨーロッパ
第3地帯 南米・アフリカ

 

 

・損害賠償制度
損害賠償制度無し

 

 

・追跡番号
付帯します。
郵便局のホームページより検索可能

https://trackings.post.japanpost.jp/services/srv/search/input

 

 

・対象商品
商品価格が安価なもの
梱包後2kg以内の商品

 

 

 

 

 

場所と重さで送料が決まるからこそ考えるべきこと

 

■梱包の仕方で送料が左右される(商品の重さの1.5倍くらい)

梱包資材の金額もばかになりません。

・段ボール箱

・緩衝材(エアーパッキン、ボーカスペーパー)

・梱包用テープ

 

これらで梱包したときの重さが、梱包方法によって変わってきます。

この梱包資材の重さを予想するには、だいたい商品の重さの1.5倍をみることが必要です。

また、ボーカスペーパーのような紙製の緩衝材よりもエアーパッキンなどの空気緩衝材のほうが軽くなるので、そちらを利用するのもありです。

(エアの方が資材費としてのコスパは下がりますが、、、)

自分が取り扱う商材の梱包にどのくらいコストダウンできるかも、考えるべきことだと思います。

 

 

 

■赤字にならないようにするには(送料にも約15%の手数料がかかる)

ebayとペイパルの手数料は、
(商品落札代金+送料)×15%
つまり、送料からも15%かかってしまいます。

送料870円だから、8.7ドルに送料設定すればよいか!

と思ってしまいがちですが、

15%引かれて入金されるので、単純にレート100円で考えると-130円で740円の送料が入金されてしまいます。

ですので、送料870円の場合
15%を考えて130円上乗せの1000円(10ドル)にしなくては、赤字になってしまいます。

利幅が小さいうちは、大切な問題になります。

 

 

 

 

 

この発送方法はやめておこう

 

・船便

船便を利用すると、配達にかかる期間は1~3か月と幅があります。

これは、船便は毎日便があるわけではない、量が溜まるまで保管する、配達先が港の近くか遠くかで左右するなどの理由からだそうです。

 

 

・航空書簡

基本的に手紙を送るためのサービスです。

国内でいうところの「ミニレター」
便箋を折り曲げて封筒にして送るものです。

以前は、中に何も入れてはいけなかったそうですが、今は「写真」や「紙片」は良いそうです。でも、物品など関税に関わるものを入れることができません。

ですので、ebayには向かない発送方法ですね。

 

 

・トラッキングナンバーを付けない発送方法(紛失の危険)

こちらは、もちろん紛失を避けるためです。
補償も受けられませんしね。

以前、ドラゴンボールヒーローズというトレーディングカードをフランスへ送った時、Air Mailで追跡番号なしのためか、紛失しました。

ま、悪いバイヤーさんで本当は受け取ったのに「届いてないよ」と言ってきただけなのかは分かりませんが、トラッキングナンバーがないので対処ができず返金しました。

幸い、貰い物で仕入れ0円なので、損はなかったんですけどね^^

トラッキングナンバーがあれば、追跡ができるのでこんな場合でも対処できます。

 

 

 

 

 

まとめ

 

今回は、発送方法をまとめてみました。
EMS、eパケット、eパケットライトさえ押さえておけば大丈夫です。

EMS=高額商品(200万円までの補償が付けられる)
eパケット=6000円未満の商品(6000円まで補償がつけられる)
eパケットライト=最悪紛失してもダメージの少ない金額の商品(補償なし)
いずれも、追跡番号がついているのでトラブル回避

など、自分でルールを決めていくことをお勧めします。

 

もう一点、発送は大きな郵便局に行きましょう。

小さな郵便局では海外発送がわからない局員の方も多いです。

または、行きつけの郵便局を1つ決めて局員さんとお互いに勉強しながら

発送手続きの時短を目指しましょう!