「仕入れが怖い」「買ったカメラが売れなかったらどうしよう」——eBayで中古カメラ輸出を始めようと思っても、最初の仕入れで不安になるのは当然です。この記事では、不良在庫を抱えずに安心して始めるための考え方と、初心者がやるべきリサーチや仕入れのコツをわかりやすく紹介します。
仕入れが怖いのは“正常”な感覚です
初めての仕入れで「これ、本当に売れるのかな?」「損するかも…」と不安になるのは、ごく自然なことです。むしろ、慎重な姿勢は中古転売で失敗しないための大切な資質。ポイントは、怖さを理由に行動を止めるのではなく、「怖さを減らすための準備」をすることです。
不良在庫を避けるためにやるべき3つのこと
1.eBayで「売れた実績」を確認する
仕入れる前に、eBayで実際に売れている商品を確認することが最重要です。
具体的には、eBayの「Sold Listings(販売済み商品)」で機種名を検索し、
- どんなカメラが
- いくらで
- どんな状態で
売れているかをチェックしましょう。
例)「Olympus Trip 35」→ 売れた価格が70〜120ドル、動作品もジャンクも需要あり
売れ筋を把握すれば、「これは売れそう」と判断しやすくなり、仕入れの不安がグッと減ります。
2. 小さく仕入れて試す
いきなり高額なカメラや大量仕入れに手を出す必要はありません。
まずは3,000〜8,000円くらいの低価格帯のカメラを1〜2台だけ試しに仕入れてみましょう。
販売→発送→評価獲得という一連の流れを体験することで、仕入れに対する心理的なハードルが大きく下がります。
3. 状態説明のしやすい機種を選ぶ
初心者のうちは、カメラの状態判断に慣れていないことも多いはず。
そのため、**状態の判断が比較的シンプルな機種(例:フィルムコンパクトカメラやマニュアル一眼レフ)**がおすすめです。
具体的には、
- シャッターが切れるか
- 巻き上げ・巻き戻しができるか
- ファインダーが見えるか
といったシンプルな動作だけをチェックして、正直に説明すればOKです。
信頼できる仕入れ先を使う
仕入れ先の例としては以下のようなところがあります。
- ヤフオク(ジャンク含む豊富な品揃え)
- メルカリ(個人出品者が多く価格交渉も可能)
- ハードオフなどの実店舗(動作確認ができる場合も)
初心者は、出品者の評価が高い、説明が丁寧な人から買うことを意識しましょう。高評価=トラブルが少ない、という目安になります。
利益計算を事前に行うクセをつける
仕入れる前には、ざっくりでいいので以下のように利益シミュレーションをしておきましょう。
- 仕入れ価格:6,000円
- 発送送料(EMS等):2,500円
- eBay手数料:約13%
- 想定販売価格(eBay):$100(約15,000円)
→ 手数料・送料を引いても、利益が3,000円以上出る見込みがあれば合格ライン。
このように数字で見える化することで、「売れなかったらどうしよう」という感覚が「これなら試してみても大丈夫かも」に変わっていきます。
まとめ:怖さは「情報」と「経験」で小さくなる
不安を感じるのは、知らないから。そして、経験がないからです。
でも、eBayでの販売実績を確認し、小さく仕入れて販売を繰り返せば、少しずつ自信がつき、不安も自然と消えていきます。
中古カメラ輸出は、知識と経験を積めば、初心者でも安定して稼げるビジネスです。
まずは「1台売ってみる」ことから始めてみませんか?